医療脱毛に保険証は必要?

美容外科や美容皮膚科といった医療機関でのみ受けることができる「医療脱毛」は、原則として保険適用対象外となっています。そのため、保険証を持って行かなくても、お金さえきちんと支払えば施術を受けることが可能です。

保険証は、主に市区町村が運営している国民健康保険、もしくは企業が組合を設立した上で運営している健康保険の被保険者が保険給付を受けるために必要となるものです。ある病院やクリニックで健康保険の適用を受けるためには、その医療機関が保険医療機関の指定を受けており、なおかつ診療の内容が保険の適用範囲に含まれていなければなりません。基本的には、ある治療法に保険が適用可能かどうかは、日常生活の維持に支障をきたすおそれがある疾病の治療に役立つかどうかによって決まります。美容外科や美容皮膚科に行って受ける施術の大半は、病気の治療ではなく、美しさの維持向上が目的となっているため、たとえ施術を受けた場所が保険医療機関であったとしても、健康保険が適用されず、施術料金は全額利用者自身で負担することになります。

ただし、医療脱毛の施術においても、施術を受ける人が多毛症にかかっている場合は、例外的に保険が適用されることがあります。多毛症の患者は、それが原因で臓器に異常が見られるような状態になっていれば、医療脱毛が治療の一環とみなされて保険診療として施術を受けることができます。多毛症に悩んでいる人は、まず美容外科などで医師に相談して検査を受け、多毛症と臓器の異常が同時に起きていないかどうかを確かめるようにしましょう。